問題集を入手。少しでも空き時間を見つけたらすぐに勉強開始です。
そして、ひたすら過去問を解きまくるのです。
目次
問題集について
前回、構造の計算と、法規の法令集を引きながらの勉強は後回しにしていたところまでは書きました。
今回はその後、具体的にどのように勉強を進めていったのかご紹介しようと思います。
最初の頃、学科試験の受験にあたっての第一条件はなるべくコストをかけない事でした。
せっかく独学しているんだから、独学の最大のメリット、ローコスト・ハイリターンを目指しました。
まずは問題集の入手です。
公益財団法人 建築技術教育普及センターのホームページに受験に関する様々情報と共に学科試験の過去問題が3年分掲載されています。
ここです。
最初にこの過去問のPDFをダウンロードしました。
だだし問題と解答のみしか入手できないので、解答の詳細な解説はありません。
今考えれば、この点はちょっと厳しいかもしれません。
出来れば、問題集を購入して解説は読んでおいた方が良いと思います。
最低でも10年分くらいは過去問を解いた方が良いと思ったので、無料で入手した3年分より以前の問題は過去に発売された問題集を古本で入手しました。
どの問題集を購入すればいいのか、最初は悩みます。
本屋で実際に手に取って、本の大きさや活字の読みやすさなど好みのものを選べば良いと思います。
※↓ちなみに自分が実際に使用したのはこちら問題集の中古本でした。
解答が別冊になっているので、あっちみてこっちみて状態になりますが、結果的には合格したので、非常に役に立った問題集です。
中古で古い年度のものがあるので、組み合わせれば過去問をかなりさかのぼれます。
学科試験を受けたのは平成28年です。
受験前に平成25~27年の問題と解答はダウンロードできたので、平成18年から24年の7年分の問題が掲載された問題集を購入しました。
そして、その問題集を繰り返しやりました。
構造の計算と法規は後回しにしたものの、その他の科目もなかなか頭に入らなくて、3回は繰り返したと思います。
計画と施工の勉強
順番がめちゃくちゃで申し訳ありません。
まずは計画と施工に関してです。
計画と施工の学習は過去問に取り組むうえでやり易い分野だと思います。
繰り返し問題を解いて内容を覚えれば本番の試験で類似の問題が出題される可能性が高いです。
新しい問題がいっぱい出るんじゃないかと不安になって勉強範囲を広げて学習しようと思いがちですが、ぐっと我慢して過去問を繰り返すのが得策です。
自分が平成28年に学科の試験に合格した時は 計画23点 施工15点だったので過去問を集中してやる事は結果に結びつく事が証明されていると思います。
恥ずかしながら、施工は危なく足きりでしたが・・・。
画像を目で見て覚えた方が確実に記憶に残ります
計画の問題に出てくる建築物などは時間に余裕があればネットなどで画像検索することをおすすめします。
目で見た印象は結構強く残りますので、本番の試験で有利に働きます。
施工の問題でもネットで検索すればほとんどの語句・作業が画像として検索できますので、覚えづらい用語や施工法があった場合はネットで検索して、目で見て覚えた方が記憶に強く残ると思います。
試験の最中、問題文を読んだ段階では迷っても、映像が頭によみがえってきて正答できたことがありました。
また、何度やっても間違う問題があってもあきらめず繰り返すのが重要だと思います。
歳をとると答えを忘れるというより問題を解いたかどうかすら忘れることもありますが、とにかくあきらめない、やらないよりマシと思って取り組んでいく事をおすすめします。
こうして少しづつですが学科試験の勉強に取り組んでいるうちに、とうとうめんどくさい法規と構造の計算問題に取り掛からないといけない状況になってしまいました。