なぜ二級建築士試験の失敗やミスををご紹介するのか?

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二級建築士の試験対策をいろいろとご紹介してきましたが、そのほとんどが失敗談です。

なぜ自分の失敗をご紹介するかというと

「こんなに恥ずかしい失敗をした人間でも試験に合格しているんだ。」

「これなら自分も合格するはずだ。」

と、自信をもって勉強し、そして合格していただきたいからです。

他の方々はそんなに苦労しないで合格している?

合格した皆さんは、それほど苦労もせずに、あっさりと二級建築士試験に合格しているんでしょうか?

自分は特に製図試験の取り組みにおいて非常に苦しみました。

独学で取り組んだから余計にそう思ったのかもしれません。

とにかく、学科に比べて、合格基準や取り組み方がぼんやりとしていて、どんなふうに勉強すればいいのか、とても分かりづらかったのです。

資格学校にも通っていなかったので、みんなはどんな対策をしているのかも全く分かりません。

挙句の果てには、試験会場に行っても、独学で取り組んでいるのなんて自分だけなんじゃないか?と不安になったりしました。

このままではまた学科試験から受験し直しか?

そこまで頑張れるだろうか?

と何度も思いました。

喉元過ぎれば熱さを忘れる

苦労して資格を取得しても、過ぎてしまえばその苦労は全て忘れてしまいます。

特に社会生活をしてれば、その時その時のストレスで、過去の苦労の記憶などすぐに薄れてしまいます。

結構苦労した事でも、案外忘れてしまうものです。

しかし、今、苦労のど真ん中にいる人も数多くいて、非常につらい思いをしているかもしれません。

喉元を過ぎて忘れてしまうような事でもこうしてご紹介すれば

「あぁ、こんな失敗をしないようにしよう。」

「自分はこんな事ならわかっている。自分はきっと大丈夫だ。」

「似たような状況にいた人でも合格できたんだな。」

と、少しは励みになると思っています。

大変だけど、良い事もたくさんあります

やはりどんな資格でも、持っているのと持っていないのでは大きな差があると思います。

資格のそのものの価値よりも、手続きをして、準備をして、試験にのぞみ、そして合格したかどうかか結構重要だと思うのです。

「試験に合格しました。」

と報告しても、資格を持っている人と持っていない人では、その反応が違います。

自分が通ってきた道を、その人も歩いてきたかと思うと、かける言葉も違うのです。

「良かったね、おめでとう」

のひとことだけでも、その人の表情で、あなたも苦労して同じ道を歩いてきたんだねと伝わってきます。

とは言いながらも、一級建築士でも持っているだけではそれほど役に立たないと言われているのに、二級建築士では自慢になるわけでもなく、逆に負い目を感じてしまうのも事実。

二級建築士でもこんなにいろいろ考えてしまうのに、もっと難しい資格では一体どんな思いが出来るんでしょうか?

自分は運よく試験に合格し、その時強く思いました。

つらかったけど、やってよかった。

一人で黙々と取り組んでいたので、苦労を共有する仲間も、合格の喜びを分かち合う仲間もいません。

でも、非常に価値のある挑戦だったと思います。

今、まさに苦労している方々、自分を信じてやってみてください。

こんなに失敗しても合格するんですから、きっと大丈夫です。

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