今回は、おすすめの製図道具でご紹介した、A3サイズの製図板を使用する時や、ちょっとした空き時間にフリーハンドの図面を描く時に使っていた、自作の製図用紙をご紹介します。
コピー用紙で作った練習用の製図用紙です。
つくり方は簡単です。
エクセルですぐにできます。
用紙のサイズはA3でもA4でも、普段から持ち運びしやすいサイズにした方が良いと思います。
マス目の作り方はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
木造のマス目のピッチは4.55mmです。
RC造は5mmピッチになります。
本当はA2のフルサイズで練習するのが一番ですが、常に身近にA2サイズの製図板を身近に用意できる方は限られていると思います。
また、A2サイズの製図板・製図用紙にこだわっていると練習時間も限られます。
市販のバインダーを用意して自作した製図用紙をはさんでおけば、空き時間などにさっと製図の練習が出来ます。
エスキースの練習や、フリーハンドの製図になりますが、線を描く順番の確認になります。
次にどの線を描けばいいのか、スムーズに取り掛かる事が出来れば製図時間の短縮になります。
↓実際に作った用紙です。調子に乗って作りすぎて、恥ずかしながら余ってしまいました。
コピー用紙に印刷したものなので、失敗しても、気にしないで次々に用紙を交換できます。
描き終わった用紙は捨てずにとっておくと、自分はこんなに頑張って描いたんだと自信にもなります。
とにかく、少しでも線を引くように心がけると、合格は近づきます。
自分は、この記事の一番最後でご紹介しているA3サイズの製図板に、A3のマス目の用紙をセットして空き時間を利用して、コツコツ図面を描きました。
製図試験への取り組み方はいろいろあると思いますので、こうしなきゃだめだという思い込みはすてて、とにかく行動(手を動かす)した方が良いと思います。
考えて、悩んだ分だけ確実に知識や技術が身についていると思います。
設計製図の試験の前は暑い季節で、勉強するのも大変です。
つらいつらいと思いながら図面を描いていた記憶があります。
つらい夏は今年だけにするぞ!と強い気持ちで、ぜひ頑張っていただきたいです。