「禁煙」のコツ やめて良かったと思うものベスト1はタバコかも

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世の中すっかり禁煙ブームで、自分のまわりにも禁煙した方は多いです。

約20年間、1日1箱のペースで喫煙していましたが、今から約9年前にタバコをやめました。

禁煙外来にも行かず、禁煙グッズも使用せず、一発で禁煙に成功しました。

その体験談のご紹介です。

なぜ禁煙することにしたのか

これは単純に体調が悪くなってきたからです。

朝、会社に向かう際に全身がモヤモヤしてスッキリしない日々が続いたのです。

仕事をし始めるとモヤモヤ感も薄れて、調子もよくなってくるのですが、いつも朝だけは不調でした。

健康診断の数値も年々悪くなっていました。

そしてある日、試しにタバコをやめてみようと思い立つのです。

確か、箱に7,8本残っていた状態からそのまま禁煙に突入したはずです。

最初は非常につらかったです。

食事の後、車の運転中、飲酒の際、仕事の休憩の時、常にタバコの誘惑がつきまといます。

実は今でもふと吸いたくなる瞬間はあります。

でも、禁煙の苦しさをもう一度味わうかと思うと恐ろしくて吸えません。

禁煙の秘訣

禁煙すると、ものすごくタバコを吸いたくなります。

もしかしたら食欲などに匹敵するかもしれません。

どうしても吸いたい時、そんな時は「あとで吸うことにしよう。」と思うようにします。

とりあえず今だけ我慢して、あとで。

それを延々繰り返すのです。

自分はこれで禁煙に成功しました。

単純ですが、一番効果があるかもしれません。今我慢して1時間後、今我慢して明日、今我慢して、明後日。と延々繰り返しているうちにタバコを吸う事を忘れるのです。

「タバコを吸わない」という新しい習慣を身につけるのです。

次に自分へのごほうび作戦です。

もし喫煙していたら、これくらいお金がかかっていると冷静に計算して、その金額に相当するものを実際に購入するようにします。

旅行に行ったりしてもいいかもしれません。

とにかく、つらい事のごほうびをしっかり設定するのです。

禁煙グッズなどいりません。

やる気のみで十分です。

以上、なんだそりゃと思うかもしれませんが、実際にこれで禁煙に成功したので効果は実証済です。

基本はどれだけタバコをやめようと思うかどうかです。

大きな組織が真剣に、吸い続けさせるためにはどのようにすればいいか、日夜研究したものをやめるわけですから、すごく大変です。

身の回りで禁煙に失敗する人は「一本くらいならいいか。」と考える人が多いです。

その一本が重要です。

「ゼロ」か「ゼロ以外」です。

なぜやめられないか?

大きな理由はニコチン中毒になっているからと思いますが、もうひとつ重要な理由があると思います。

それは、喫煙以外に、何かを口にくわえる動作を行うものが他にないのです。

指に挟んだものを口元に持っていくという動作の習慣を断ち切るのがとても難しいのです。

なかなか強力な習慣だと思います。

タバコのあのサイズと重量も、計算しつくされたものかもしれません。

そして指に挟んだものを吸うという行為には代替えがききません。

例えば、お酒の場合、他の飲み物を飲めば、飲むという行為の代替にはなります。

アルコールが入っていないので酔いませんが、飲むという行為は行えるわけです。

しかし、タバコの場合は禁煙するとその行為を行うことが出来なくなります。

習慣化された行為の禁止。

これは苦しいです。

ただし、「喫煙しない」ということも習慣なので、頑張って慣れてしまえば同じ事です。

禁煙の効果

そんな苦しい禁煙が成功するとこんな変化があります。

個人差はあると思いますが、

身体編

・全体的に体調が良くなる。

・肩こりが無くなる(気がつけば肩こりが無くなってました。血行と関係があるような気がします)

・嗅覚が良くなる(元に戻る)

・口臭が減る

・肌がすべすべになる

・体重が増加する

・抜け毛が減った、髪の毛が健康になった(ような気がする)

その他

・タバコ代がかからなくなる

・ヤニ臭くなくなる

・いかに自分が周囲にタバコの害をまき散らしていたか自覚する

・休憩が減る

はっきり言って良い事ばかりです。

唯一太るのは困りますが、禁煙できるくらい自分をコントロールできる方は、やる気になれば、体重を落とす事もできるはずなので、それほど問題にはならないでしょう。

タバコをやめた今、はっきり言えるのは、やめようかなぁと思っている人は絶対に禁煙した方が良いということです。

やめるメリットはかなり大きいです。

一刻も早い方が良いでしょう。

実際にやめてみると、高い金を出して、病気になるリスクを高めながら、非喫煙者の迷惑になる行為をなぜするのか、全く理解できなくなります。

家族にも今頃やっと気がついたのかという顔をされます。

そして引き続き、自分は試しに10年間続けていた晩酌もやめてみました。

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