なぜ学科の試験に合格しないのか?考えてみる

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受かりそうで受からない二級建築士の学科試験。

1発で合格した方も多いでしょうが、自分はかなり苦労しました。

不合格の歴史を振り返る

学科試験は60%正解すれば合格といわれています。

優秀な方から見れば合格しないほうが不思議な数字かもしれません。

自分は恥ずかしながら、過去に4回学科試験に落ちています。

平成15年(2003年) 点数失念 不合格
平成19年(2007年) 点数失念 不合格
平成24年(2012年) 計画17点 法規7点 構造11点 施工16点 合計51点 不合格
平成25年(2013年) 計画13点 法規12点 構造8点 施工13点 合計46点 不合格
平成28年(2016年) 学科試験合格

何度も落ちていた当時の心境は

学科試験はマークシート式だし何回か受けていればそのうち受かるだろう。

というぬるいものでした。

上記の結果以外にも、仕事が忙しくて、受験日当日、受験会場にすら行かなかった事もありました。

学科試験はよくできている

「何度も落ちてエラそうに」ですが、学科の試験はよくできていると思います。

何となく勉強するとあと一歩のところまでは得点できる設定になっているように感じるのです。

「もう少しやれば合格だったのに」と思わせる微妙な難易度と思います。

これが各教科の得点が4,5点だと絶望するかがっちり取り組むかになると思いますが、

そこそこ知識があるとそこそこ点数が取れるようにつくってあるので、あきらめきれずに受け

続けてしまうのです。

となると、余裕で合格する人と、コツコツ頑張って合格する人、そして大勢の、あと一歩グループに分かれます。

何度も受けていると不合格にも何となく慣れてしまい、惰性で受験する気持ちになります。

自分もそうでした。

高い受験料を払って、法令集と問題集を買って何かに挑戦している自分に、それだけで自己満足していたと思います。

合格なんてできるのだろうか?と思いながら受験していたような気がします。

恥ずかしいかぎりです。

しかし、現実に、独学でもコツコツやると合格するんです。

あと一歩の方がいらっしゃれば、是非もうひと頑張りしてみてください。

やらないよりマシと思えるかどうか

とはいえ、60%正解すれば合格する学科試験に多くの方が落ちてしまうのも事実です。

単純で簡単な事でもしっかり意識して取り組まないと日々の暮らしの中では疎かになってしまいます。

特に年齢を重ね、客観的に見ればちょっと怠惰な生活が習慣になっていると、余計にその傾向は強く現れます。

「ほんの少ししか勉強時間がない、やっても無駄だから楽チンなテレビやネットでもして、勉強は今度時間がある時にしよう」

「たまの休みだから家族とのんびり過ごしたい」

「今日は疲れたから、明日からにしよう」

などの理由をつけて、勉強しないのはものすごく簡単です。

自分もそうでした。

でも、ほんの少しでもやらないよりマシです。

やらないよりはマシなんです。

実際にする勉強はそれほど難しい内容ではないと思います。

二級建築士取得を目標にされている方(特に中高年の方)はあきらめずに勉強を続けてください。

何度経験しても不合格はツラい

ちなみに自分は先日、とある資格試験の合格発表がありましたが、見事に不合格でした。

いくつになっても、何度経験しても不合格はつらいです。

費やした時間とお金が無駄になったと反省し、合格するためにはまた同じ道を進まなくてはならないという憂鬱な気分と戦わなくてはなりません。

劣等感もハンパじゃないです。

でも、自分だけがつらい思いをしているわけではありません。

希望を持って、頑張っていただきたいです。

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