一級建築士と二級建築士 学科試験の難易度の差について

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独学で二級建築士試験に合格し、「次は一級建築士だ!」と意気込んで受験してみました。

果たして学科試験の結果は?

一級建築士試験の受験資格が厳しくなっていた!

実はかなり昔に、2度ほど一級建築士学科試験を受験したことがあります。

当時は、学歴+実務で受験できる条件が整ったので、あまり深くは考えず、また、たいして勉強もせずに受験しました。

結果はもちろん不合格で、やがて仕事も忙しくなり、受験する気さえなくなっていました。

そして、時は過ぎ、何とか二級建築士免許を取得し、調子に乗ってこの度、一級建築士試験にもチャレンジした次第です。

久しぶりに受験の申し込みをしましたが、受験申込時に申請する「実務」の条件が厳しくなっていました。

昔は専門職でも実務に含まれていましたが、建築一式工事に携わっていないとなかなか受験できない仕組みに変わったようです。

耐震偽装問題などを経て、建築士に対して求める条件がさらに厳格化されたのかもしれません。

厳しくするのはしょうがない事とは思いますが、一級建築士を志す若い人の門戸を狭めてしまうような気もします…。

学科試験の自己採点結果は?

自分なりにある程度はしっかりと受験勉強に取り組んだつもりでしたが、結果は惨敗です。

二級建築士の学科試験に合格した時の結果は76点でしたが、今回の一級建築士試験の結果は恥ずかしながら62点。

全くダメでした。

自分を戒める為にも詳細な点数を公開します。

学科Ⅰ 10点

学科Ⅱ 10点

学科Ⅲ 12点

学科Ⅳ 17点

学科Ⅴ 13点

恥ずかしい…。

でも、これが現実です。

難易度の分析

年々、記憶力や判断力が低下しているとは思いますが、同じ人間が同じようなモチベーションで試験に臨みましたが、結果、思っていたものの7割しか得点できませんでした。

単純な比較にはなりませんが、自分の感覚では1級と2級の学科試験の難易度は少なくても30%以上の差があると思います。

例えば2時間勉強している人は、最低でも約2時間40分勉強しなければなりません。

しかも、ゼロからの30%ではなく、ある程度学習した上での30%です。

二級建築士の勉強の総量を基準に、さらに密度の濃い30%を追加すれば、合格も可能かもしれません。

過去問への取り組み方も不足していましたと思いますが、それよりもきちんと物事を理解していないんだなと感じました。

単純に問題を解いて記憶するだけでは、合格するのが難しいかもしれないなぁというのが今のところの正直な感想です。

しかし、勉強する範囲が広い為、細かく全てを学習し、把握するのはかなり困難です。

現時点で、どのように取り組めば合格するかと問われると、やはり過去問中心に勉強を進めながら、苦手な部分を参考書やネットで補足的に学習していくのが得策と思います。

とにかく一級建築士の学科試験はかなり難しいなぁ。というのが素直な感想です。

一級と名のつくものにはなかなか高い壁があるように思います。

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コメント

  1. Mモコ より:

    こんにちははじめまして
    こちらのサイトにお世話になり、今年の二級建築士試験に独学で無事合格しました
    特にA4とかA3で製図用紙を自作して、ちょっとした空き時間に練習するってところを真似して実践しました!小さい製図板を買うまではしませんでしたが…昼休みにも練習できて良かったです
    一方的ですが、大変お世話になりました
    ありがとうございました!

    • キリン より:

      はじめまして

      合格おめでとうございます!
      独学で合格、素晴らしいと思います!

      そして、コメントありがとうございます。
      少しでもお役に立ててよかったです。

      ありがとうございます!